非営利団体ソレゾレ

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ソレゾレとは

地域初の放課後等デイサービスを

鶴居村の美しい自然環境の中で。

サポーター、地域の皆様といったたくさんの関わってくれている方々の支援を得ながら設立されたソレゾレでお子さん達は自然の中で楽しく遊びながらすくすくと成長しております。 ソレゾレは、個別サポートで一人ひとりを大切にし、地域資源を活かした体験活動や社会参加を通じて発達をサポート。 地域社会との結びつきを深め、子どもたちが笑顔で過ごせる居場所となっています。

ソレゾレ設立のきっかけ

設立代表の角田は鶴居村内の小学校の教員時代、特別支援教育コーディネーターとして、障がいのあるお子さんを育てているご家族の支援に携わらせて頂いていました。
自分自身も次男が希少遺伝子異常からくる重度知的障害と診断を受け、教師をしながら鶴居村の地域の方々にサポートしてもらいながら子育てをしてきました。
2020年新型コロナ感染症が流行し、学校が二か月間休校になりました。
鶴居村の障がいのあるお子さん達は、ご家庭しか過ごせる場所がなく、大変ご苦労されていました。そのことがきっかけの一つになり、「鶴居村で障がいのあるお子さん達が行ける場所を作りたい。ご家族に寄り添える場所を作りたい」と思いました。
また自分の家族が、地域の方に沢山関わっていただき障がいのある子を子育てさせてもらってきた経験から、「きっと鶴居村なら、こども達を中心に地域が関わり合える場所を作れるはず」と思うようになりました。
理事長の小渕先生、副理事長の植田さんはじめ地域の障がいのあるお子さんのご家族、鶴居村で人と人との関わり合いを大切に活動されている方々にご相談し、特定非営利活動法人を設立することになりました。

法人理念

「共に築く、自然とつながる暖かなコミュニティ」
自然豊かな鶴居村で、子どもも大人も、障がいを持つ子どもたちもそうでない子どもたちも、大人たちも、みんなが混ざり合って、共に豊かに暮らせる地域を築いていくことが私たちの願いです。
この理念のもと、地域の資源を活かし、一人ひとりを大切にし、地域社会と連携しながら、自然との調和を大切にした活動を続けていきます。共に歩み、共に育ち、共に笑顔が広がる、暖かなコミュニティを築くために、私たちは努力し続けます。

運営理念

事業の4つの重点は
(1)一人一人を大切にした支援
(2)地域資源を生かした活動
(3)地域での体験活動、社会参加
(4)移動に関わる支援活動
であり、これらの要素を組み合わせた、お子さん一人ひとりのニーズに合わせた支援を提供いたします。
自然に囲まれた環境で、一人ひとりを大切にし、地域資源を有効活用しながら、子どもたちが成長し、地域社会が支え合う場として、当事業は活動しています。

理事長挨拶、スタッフメッセージ

理事長 小淵 隆司

子どもも大人も豊かなに暮らしたい,地域のたくさんの人とつながりながら, 障がいを持つ子どもたちもそうじゃない子どもたちも,大人たちも,混ざり合って, 豊かに暮らせる地域をつくりたい

理事長 小淵 隆司

2021年春,特定非営利活動(NPO)法人「ソレゾレ」は,地域の多くの方々のおもいやねがいを実現できる活動の場として,その一歩を踏み出しました。
開所以来,予想を超えた多くの方々が直接,間接的に関わっていただき,また,様々な活動を通して子どもたちを見守り,育てていただいたことに,心より感謝を申し上げます。
これからも,私たちが住んでいる自然豊かな鶴居村で,「子どもも大人も豊かなに暮らしたい,地域のたくさんの人とつながりながら,障がいを持つ子どもたちもそうじゃない子どもたちも,大人たちも,混ざり合って, 豊かに暮らせる地域をつくりたい」というねがいを多くの方と共有して暮らせる素敵な地域をつくっていきたいと思います。

副理事長 植田 牧

今、息子はソレゾレで過ごすことで、地域とのつながりを保ち続けることが出来ています。 地域に放デイがあることの有り難みを、 『つながりの維持』という目線からもヒシヒシと感じている日々です。

スタッフ一同

ソレゾレはお子さん一人ひとりを尊重できる環境であり、 スタッフも多いのでみなさんに手厚く支援ができ、 一人ひとりに寄り添える環境です。

副理事長 植田 牧

3歳からの9年間、この村のみんなに見守られ、声をかけてもらい、温かい気持ちいっぱいで蒼生の子育てをしてきました。とりわけ、保育園の加配の先生・小学校の担任の先生には常に私たち親子と共にある心強さを頂きました。
私は、地域の皆さんと保育園・小学校の先生方のおかげで色んなことを笑い飛ばしながら、この村での子育てを楽しむことが出来ました。
中学校への進学を考えた時、息子の知的程度や今後も学校で楽しく過ごすには…ということを第一に考え、釧路養護学校中等部への進学を決めました。
息子自身のことを一番に考えて決めた進路でしたが、このことは同時に、今まで私たち親子の周りにあった地域の温かさからの疎遠も意味するようで、とても寂しく感じたことも事実です。
そんななか、息子の中学進学と同時にソレゾレが開業し、息子は週3回通うことにしました。
今、息子はソレゾレで過ごすことで、地域とのつながりを保ち続けることが出来ています。村内からソレゾレに通う仲間たち、スタッフさんたち、ボランティアさんたち。そしてSNSでの発信。ソレゾレのことを気にかけて下さる方々がSNSを見て、「あおちゃん元気そうだねー!」と、今でも私に声をかけてくれます。
もし、今までと変わらず放デイが釧路に行かなくては利用できなかったら…息子は地域の中にいる時間がほとんどなかっただろうと思います。
村外の学校を利用することになった我が家は、地域に放デイがあることの有り難みを、『つながりの維持』という目線からもヒシヒシと感じている日々です。

スタッフ一同

地域の方や保護者の方が積極的になってくれるため支援の輪が広がり、周りの方々が大きく見守ってくれていると感じます。
支援の仕方を工夫するだけで、お子さん達は思っていた以上のことをしてくれたり、私達も一緒に成長していけると思っております。
ソレゾレはお子さん一人ひとりを尊重できる環境であり、スタッフも多いのでみなさんに手厚く支援ができ、一人ひとりに寄り添える環境です。